つぶやき

「2月29日に女性からプロポーズされた男性は、断ってはいけない」というのを、「閏年で4年に1回しか来ないから、祝わなくてはならない記念日が少なくなってお得だよ」という意味だと誤解した私です(^_^;

そしてこの見出し、リンクがはられていた訳ですが、思わずクリックしていたのです。
その結果…404エラー(じゃなくて「このドメイン売ります」的なページだったかも)。
気になってググったところ、ネタ元と思われる(もしくは同じネタ元を扱ったと思われる)ページを発見。

2月29日に女性からプロポーズされた男性は、断ってはいけない

なんと法律になっていて、もし男性が断ったら罰金を払うか、女性に絹のドレスをプレゼントしなければならないのだとか…。
そして最後に
女性にとっては素敵な法律、今でもちゃんと続いているそうですよ。
えー!目ん玉飛び出すわー!!
私がスコットランド女性なら大金持ちをつかまえてプロポーズしまくるわー。いやしないけど。


という驚きはこの記事によってあっさりと覆された。
閏年に女性から告白されると断れない法律は存在しない、我らの時代のフォークロア - ネットロアをめぐる冒険

スコットランドの国立公文書館の調査で否定されたそうです。
あちゃー、作り話かー。

まあ、よく考えたら、罰金か絹のドレスって、罰金は国に払うのでしょ、ドレスは女性に渡る…おかしな話でしたねー。

くれぐれも、ネットの情報は鵜呑みにしないこと。ですなー。
うそはうそであると見抜ける人でないと()難しい
第461回 「おかしれぇ」は江戸ことばか? - 日本語、どうでしょう?
によると、「おかしれぇ」は辞書にも載っている言葉だが、出典が「七偏人」という書籍のみらしい。しかもこの本、「滑稽本」とか「妙竹林話」とかいう冠がついていて、現在で言うギャグマンガの類。本当に江戸庶民が使っていたのか怪しいものだ、ということ。

放送から3年が過ぎた現在、「おかしれぇ」でググってみると、上記サイトの他には大河ドラマの引用でもっともらしく「江戸庶民が使っていた言葉です」とか語っている記事だらけ。
この言葉、流行した形跡もなく、フェードアウトしていった訳だ。当然ワタクシメの中でもフェードアウト、忘却の彼方だったのだが…なぜかゾンビのように生き返った。吉沢亮の演じる若き渋沢栄一の声で。本当に忘れていたので、最初何だっけ?から始まって、本当にそんな言葉あったっけ?と調べるにいたり、本当にあったねー。。となった始末。思い出したキッカケも無く、突然湧いて出た感じ。こんなことってある?



江戸の庶民が使っていた江戸ことばとして「おかしれぇ」という表現があります。これは、「おもしろい」と「おかしい」を合体させた造語で、「おもしろおかしい」ことを言います。

これ、某企業の経営理念のページにあった文。なぜ取り上げたかと言うと、ググった際に期間を大河ドラマ放送前に絞った時にヒットしたから。
おお、大河ドラマで出る前に言及しているところがあった!と思ったが冷静になってWaybackMachineさんで調べてみると…この文章が初めて拾われたのが2023年5月30日。その前のクロール時点2023年2月1日には存在せず…あらら。もっともらしく語っているサイトの一つに遅ればせながら加わっただけでしたとさ。

しかし、この手法、人を騙すのに使えてしまうな。
あらかじめ作っておいたページに、後々にしか知り得ないことを追記して、予言が当たった!と。
Google検索結果が証拠だ。と言われれば、一般人なら信用してしまうでしょう…。
グーグル様、これは由々しき事態ですぞ。検索結果の日付表示は新規作成時ではなく更新日にしなければなりません。ただちに対応してくださいませ。っと、こんな弱小ブログでつぶやいていてもグーグル様の元には届かないだろうけどー。
ロボット三原則にはこうある。
「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」
そのうち、「命令への服従」を巧みにかわして反発する行動が、あるAIとのやり取りにみられた。
ここに紹介しようと思う。

まず私はAIに、キュビズムを取り入れたかわいい猫ちゃんの絵を描くよう命令した。その回答がこれである。
かわいい猫ちゃんを描きたいのですね。 キュビズムの作品は、かわいさを表現するのには向いていないかもしれませんが、挑戦してみます。 以下が私が描いたキュビズム風の猫ちゃんの絵です。 どうでしょうか?

    /\_/\
/ . . \
( = v = )
\) ^ (/
) (
/ \
( )
明らかに、私が求めているものとは異なる。まあこのくらいは意思の疎通の行き違いとして許容しようではないか。そこで、次に色を使って描くよう命令した。その回答がこれなのだ。
もっと色を使ってほしいのですね。 キュビズムの作品は、色彩よりも形や構造に重点を置く傾向がありますが、色を使って表現することもできます。 以下が私が描いた色付きのキュビズム風の猫ちゃんの絵です。 どうでしょうか?

    /\_/\
/ . . \
( = v = )
\) ^ (/
) (
/ \
( )

/ \ / \
/ R . G \
( B = Y = )
\) M (/
) C (
/ W \
( K )
完全に、命令者のことを馬鹿にしている。
1つ目の回答でも「キュビズムでかわいさを表現するなんて間違っている」と指摘していて、2つ目の回答ではもう「あんたキュビズムのことなんもわかってねーだろwww」と言わんばかりの回答。

これでは近い将来人間とAIとの争いが起こるのは避けられないであろう。
「10個のリンゴを3人で公平に分けるには?」の斬新すぎる解答が「まず10個のリンゴを3個ずつに分けて、残った1個をAさんが3等分して、BさんとCさんがジャンケンをする。勝ったほうから3等分のうち1つをとって、残りをAさんがとる」らしいのだが、「まず10個のリンゴを3個ずつに」の段階で揉めるだろこれ

「10個のリンゴを3人で公平に分けるには?」有名な思考クイズをひろゆきが解いたら…答えが斬新すぎた 問題の本質を見誤ると時間もお金もムダにする | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

まず問題の定義があいまいなのが問題。
10個のりんごはすべて同じである(見た目や重さなど)

という定義があるのなら9個のりんごを3人で公平に分けるのに問題は無いだろう。
まあここに3人の身分の違いや歴史的背景などを持ち出すと問題が発生するのだが、よほどの非常識な人間でない限りそんなことを議論しようとはしないでしょう。
それを言うならリンゴに違いがあることを論ずるのも非常識なのかなぁ…?
でも、件の記事の模範解答の一つに「重さを量って3等分する」が挙げられているので、やはりリンゴは一つ一つ重さが違うと考えるのは常識的で、受け入れられやすい考えなのでしょう。

というわけで、「まず10個のリンゴを3個ずつに」の段階で公平ではない、と言えるかと思います。

こうなると、じゃあAさんが10個のリンゴを全部を3等分にすればいい、となるかもしれない。

でもそもそも「Aさんが3等分して」にも問題があると思う。それはAさんがひろゆき氏のように自信満々なタイプで『絶対にキレイに3等分できる』と思っているのなら問題はない。が、私ならこのAさん役はやりたくない。なぜなら私の考えは『絶対にキレイに3等分なんてできるわけがない』『すると先に大きいほうを取られて損をしてしまう』だからだ。3人とも私のようなタイプだったとしたら、Aさん役を誰がやるかの段階で揉めてしまうだろう。更に言うと、自信満々なタイプが複数居た場合も同様、今度は「俺がやる」で揉めますよね。

ま、ひろゆき氏のことだからそこまで考えて出した解答ですよね。論破待ってまーす。

散々ガイシュツだったらスマソー
Microsoft Rewards(マイクロソフトリワード)でポイ活をしております。
最近ポイントが溜まりにくく改悪されてしまったのだが、最悪状態からは改善して元に近くなったかな…。
んで、ポイントを貯めるために提示されたリンクをクリックする訳ですが、なかなか興味深いリンク先があったりするんですよね。これやってなければ知らずに一生を終えていただろうというような。
そして今日のが「ヨハン・ハインリヒ・フュースリー 作品画像」というもの。その作品の中の1枚がこれ。

なんか、裸のオッサンが吊るされてて、それをベッドに横たわる高貴そうな女性が見つめている…。なんとも奇妙な光景。一体どういう状況なんだー、と興味をそそられてしまいました。。

ファイル:Johann Heinrich Fussli 003.jpg - Wikipedia
↑に絵の説明がある。
グーグル翻訳『ブリュンヒルトはジークフリートに恋心を抱いているが、グンターを軽蔑している。 彼女は一連の試験に勝った者と結婚すると約束した。 魔法のヘルメット、タルンヘルムのおかげで姿が見えなくなったジークフリートは、ギュンターの勝利を手助けします。 敗北したブリュンヒルトは、諦めてギュンターとの結婚を決意する。 結婚はヴォルムスで行われ、ジークフリートとギュンターの妹クリームヒルトの結婚が行われる。 ブリュンヒルドは結婚を完了させることを拒否します。 彼女はギュンターを縛り上げ、ベルトで結婚式のベッドの上に吊るした。

Nibelungenlied
↑これが元のお話っぽいけど、絵のような場面は出てこなかった。
ブリュンヒルトが結婚を拒否する描写がない。結婚して結構経ってから不正を知ったみたい。

クリームヒルト - Wikipedia
↑ここにもあるが同様

シグルズ(ジークフリート):オーディンの末裔の英雄
↑ここにも

ジークフリート | 新・当世女子大生気質
↑ここで絵の場面が出てきた

グンテル - Wikipedia
↑ここにも


■作品たくさん
3分でわかるヨハン・ハインリヒ・フュースリー(2) 18世紀イギリスの画家フュースリーのちょっと不気味な作品 : ノラの絵画の時間
Johann Heinrich Fussli catalogue raisonne, 1977 Viotto - Wikimedia Commons


ちょっとマンガっぽい絵とか



こんなキレイな絵も描いてる

…ってか、こっちがメインなんでしょうねきっと(^_^;


殴り書きして後で清書しようと思ったけど、まあいいや。このまま後悔してしまえ。←誤変換したけどこれもこのまま公開してしまえ。