日本語の人名では、英語の given name にあたる概念を、他の概念と明確に区別し、かつ肯定的に指し示す名称が成立していない。
『上の名前』だったら『姓(せい)』とか『名字(みょうじ)』とか『氏(うじ)』とか言えるけど、『下の名前』って、一語で言い換えることができない。
『名前』と言うと、氏名と混同してしまうし、『姓名(せいめい)の名(めい)の方』とか、更に長くなってるし…。
だから、他言語からもってきて『ファーストネーム』と言うしかない。
でも、日本では姓が先だから、ファーストというとなんだかしっくりこない。
『ギブンネーム』ならば良さげなのだが、日本ではあまり浸透してないよね(ワタクシメが割と最近知った、というだけかもしれないが(-_-;))。
ここらで『下の名前』にも命名してあげようではないか(名前に命名とはややこしい、っていうか何様?)。
英語の「given name」に引っ張られて、与えられた名前ってことで、
被与名(ひよな)
でどうだっ!(どうだ、と言われても…ヒソ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ)
追記
改めて読み返してみたが、読みにくいな…というのは置いておいて、、、
被与名じゃなくて、与名だけで良くないか?
でも、この響き、なぜか真央ちゃんの涙を思い出すなんとなく嫌な響きよなー。。
やっぱ被与名のほうがいいか。
…って、追記の意味ねーじゃん ┐(´д`)┌
被与名じゃなくて、与名だけで良くないか?
でも、この響き、なぜか真央ちゃんの涙を思い出すなんとなく嫌な響きよなー。。
やっぱ被与名のほうがいいか。
…って、追記の意味ねーじゃん ┐(´д`)┌
諱:いみな。「忌み名」とも。元服によって附けられ、これが本名(英: given name , first name)とされるが本人が使う以外は使わずにあざなで呼ぶ。
本来ならば『諱(いみな)』で良かったみたいなんだけど、諱は使われなかったり、否定的な意味合いがこもってしまっていたりするので、方向性が違ってしまう。
『字(あざな)』だともうこれは「ニックネーム」のようなものなので、違いますよねぇ。
と、古来いろんな種類の「名前」があったところに、明治期に制度化されて姓名の二種類に統一したものだから、なんだかウヤムヤになってしまったというところでしょうか。
【おまけ】
太郎(一郎)、次郎(二郎)、三郎……といった名のこと
へぇ〜、輩行名っていうんだ。
まだまだ知らないことってたくさんあるなぁ(^o^;)