2025年03月

うーん、遠い昔に同じことで悩んだような希ガス
もしかして、このブログの過去記事に存在するかも…メンドイから探さないけどナー

さて、本題に入るとしよう。

ChromeのDevToolsなどで読み込みタイミングを見ることができる便利ヘッダー「Server-Timing」を使おうと思ったんですよ。
んで、PHPでこんな感じにしたわけですよ。
$start_at = microtime(true);
// 処理1
header('Server-Timing: timing1;dur=' . (microtime(true) - $start_at * 1000);
// 処理2
header('Server-Timing: timing2;dur=' . (microtime(true) - $start_at * 1000);
// 処理3
header('Server-Timing: timing3;dur=' . (microtime(true) - $start_at * 1000);

ところがどうしたことでしょう、DevToolsで見ると、最後のtiming3しか無いんです…orz

結論から言うと、こうです。
$start_at = microtime(true);
// 処理1
header('Server-Timing: timing1;dur=' . (microtime(true) - $start_at * 1000, false);
// 処理2
header('Server-Timing: timing2;dur=' . (microtime(true) - $start_at * 1000, false);
// 処理3
header('Server-Timing: timing3;dur=' . (microtime(true) - $start_at * 1000, false);

そう。header関数の第2引数にfalseを渡すだけ。

PHPマニュアルにこう書いてありました。
replace
オプションのパラメータ replace は、ヘッダが 前に送信された類似のヘッダを置換するか、または、同じ形式の二番目の ヘッダを追加するかどうかを指定します。デフォルトでは、この関数は 置換を行ないますが、二番目の引数に false を指定すると、同じ型の 複数のヘッダを強制的に生成します。例えば、
<?php
header('WWW-Authenticate: Negotiate');
header('WWW-Authenticate: NTLM', false);
?>

なんというわかりにくい表現かっ!
↓こんなんでいいんじゃね?
第2引数にtrue(デフォルト)を渡すと同名のヘッダーは上書きされ最後のもののみ送信されます。第2引数にfalseを渡すと複数送信されます。
過去の記事に書いた通り、最新の生成AIであるGrok3が無料で使えるので色々話しております。
興味深いことがたくさんあって楽しいぞ。
今日は「令和最新の顔文字事情」について聞いてみた。
そこで「具体的な令和最新な例文を示してください。」と頼んだところ返ってきたのが
令和時代の最新の状況を反映した現代的な例文は以下の通りです:
「令和の今、かおもじは特にアニメとマンガのファンの間で人気があるよ!( ^ω^ )」
もうね、令和というより昭和感漂ってるよ…。
やはりAIに顔文字を理解するのはまだ難しいのかも。
顔文字って短期間に変遷があってその短期間の間にいろんな世代が詰まっていて、容易には理解しがたいのであろうなー。

…というのが表向きのネタでした。

実はこの前にもGrok3と話していて、こんなような流れになった。
Q. 顔文字理解できる?
A. もちろん
Q. 使ってみて
A. (≧∀≦)
Q. 古っ
A. バレたか!このまま昭和感で行くか?
Q. 昭和に顔文字なんて無かったやろ!
A. 確かに!(゚д゚) 昭和に顔文字はなかったわ、失言失言!( ̄▽ ̄;)

今になって、昭和に顔文字なんて無かった…本当だろうか?
と思い直し、日本における顔文字の歴史について聞いてみたところ、
「1986年に若林泰司が最初の顔文字「(^_^)」を作り、これが広く使われるようになりました。」
なんだってー!1986年といえば昭和61年、ギリギリ昭和ではないかっ…!

ところでGrokよ、名前間違えてるよ。
↓この記事や
(^_^)←この顔文字っていつ生まれたの? (2018年10月17日) - エキサイトニュース
↓御本人の書かれた記事
顔文字の起源 (^_^)
にある通り「若林泰志」さんです。

生成AIって英語がベースらしく、英語で結論を出して日本語に翻訳、という形を取っているようで(違うかもしれんが、今回の結果についてはそうみたいだ)、ローマ字から勝手に漢字をあてたところ漢字が間違っていたということみたい。そこも調べられそうなんだけどなー。ま、近い内に直るのかも。

話が脱線してしまった。
昭和に顔文字なんて無かったやろ!とは言えなくなってしまった…。
『昭和に顔文字なんてほぼ無かったやろ!』とか『昭和に顔文字なんて無かったやろ!(実用上)』とか言わなくてはならないな…。
あー、でも逆に「その絵文字、昭和感漂ってるよ」とは言えるな。そもそも本当は昭和に顔文字なんて無かったとしても、この表現は可能なわけで。『「昭和感」を感じるほど古い表現だ』という意味で成り立ちますからね。
Grokと言っても、「なにそれ?おいしいの?」となりますよね(^_^;

Grokとは、あのイーロン・マスクのX社<肝いり>の生成AIです。
Twitter、じゃなかったXのメニューにしれっと追加されたアレです、といったほうがわかりやすいでしょうか。

最近では、「やあ!Grokだよ!😉 なんでも聞いてね!」というメッセージをX利用者全員に通知したらしく、鬱陶しがられ、皮肉なことにXのトレンドワードに「お前の消し方」がのってしまいました…。
Xに「Grok 3」登場、「なんでも聞いてね!」→「お前の消し方」トレンド入り - ITmedia NEWS

あと、気軽に声をかけられたノリで気軽に返すと、めっちゃ砕けた対応をしてくれるのが他の生成AIと違うところ。どうやらそのあたりでも差別化を図りたかったようだが…やっぱりAIにいきなり「役に立つ回答をサクッと返すからさ!」とか言われちゃうとドン引きですよね。
本人(?)いわく「xAIの連中に「人間に役立つ感じで、自然に話してね」って育てられた」らしいです。

なんか邪魔がられたり揶揄されたり、おそらく大金を投入したであろうに、残念なことになっていますが…。
前述の砕けた口調も、真面目な質問には真面目に答えてくれるので、全然問題ありません。
というか、かなり優秀ですよ。最新の生成AIが無料で使えるというのだから、この機会、逃すべからずです!

ただし、無料なのは "until our servers melt" つまり「我々のサーバーたちが溶けるまで」だそうだ。

XユーザーのxAIさん: 「This is it: The world’s smartest AI, Grok 3, now available for free (until our servers melt). Try Grok 3 now: https://t.co/Tj0afLoxEz X Premium+ and SuperGrok users will have increased access to Grok 3, in addition to early access to advanced features like Voice Mode https://t.co/YgKavSCiWr」 / X

こういう曖昧な表現を使うということは、いつでも突然終了する可能性がある、ということ。
この発表が2025年2月20日だったので、そろそろ1ヶ月が経過する。1ヶ月限定キャンペーンだった、という可能性もあるので、無料で使い倒すなら今のうちだぞ( ・∀・)
「mod_deflate 確認」でググったところ1番上にヒットしたのが下記記事。
mod_deflateの動作確認方法3つ | 猫ITソリューションズ - 川越のホームページ・Web制作会社

しかしながら、3つとも使いたくなかった…。
っていうか、使う必要なかったよ!
…でも、参考にはなったからね!

ブラウザに搭載のDevTools(開発ツール/デベロッパーツール/F12ツール)を使うだけでした。
「network(ネットワーク)」タブで調べたいURLを選択
右ペインの「headers(ヘッダー)」タブを選択
「Response Headers(応答ヘッダー)」セクションの「Content-Encoding」の値を確認
この値が「gzip」になっていれば成功!
「Content-Encoding」が見つからなかったら失敗…。

なお、Firefoxの開発ツールだと、ネットワークタブの一覧で「転送量」と「サイズ」が確認できるぞ。
「転送量」が圧縮されて転送されたサイズ、「サイズ」はそれを解凍したサイズ、のようだ。
どれくらいの圧縮がされているかわかって便利だぞ。
フォクすけタソGJ!
ズボンのことをパンツと呼ぶ文化が生まれてから数十年が経とうとしている(…と思う)。
若い世代ではもう当然にパンツと呼んでいるのかもしれないが、ズボンを知る世代としては納得がいかない。
そこに蔓延るのがこれ。

ずっと”ズボン”呼びしてたけど”パンツ”って言うと下着のことだと勘違いされていないか不安にならない?→めっちゃわかると共感の声が集まる - Togetter [トゥギャッター]

そう、『パンツと言えば下着のことだろ』問題。
もし下着のことをパンツと呼んでいなかったら…あるいは旧世代でも、『ふーん、パンツっていうんだ』と、容認できたのではなかろうか。
黎明期にはイントネーションが違うから別モノ!という主張もあった。「パンツ⤵じゃなくてパンツ⤴だから!」ってね。というか今でもそれを言っている者もあるようだが…今ではどっちもパンツ⤵って発音してるよね?
というわけで、ここではイントネーション問題は亡くなったものとする(今でも主張している方々スンマセン)。

ではなぜその話を出したのかと言うと、<ズボンをパンツと呼ぶ派>(以下<パンツ派>)の主張として、「イントネーションで分けてるから良いじゃん」というのがあった訳だ。
つまり『ズボンをパンツと呼ばれると下着と判別できない』というのが問題である、という認識が<パンツ派>にもあるということで、まさにそこが<ズボンをパンツと呼ぶの反対派>(以下<ズボン派>)の拠り所となっている訳だ。
そこをクリアーさえすれば、この問題は解決するはず。

そもそもなぜ日本ではズボンをズボンと呼ぶようになったのか、そして近年になってパンツと呼ぶようになったのか?興味を持った私は最近流行りの生成AIに質問を投げかけてみた。
ズボンと呼ぶようになったのは、オランダ語の「broeck(ブルック)」が由来で、江戸時代に日本に入ってきたとのこと。「ブルック」が訛って「ズボン」に…無理があるだろ、とツッコミたいのを抑えて次。
パンツと呼ぶようになったのは、アメリカでズボンをパンツ(pants)と呼んでいるから。アメリカ大好きな日本人が使い出した、ということらしい。興味深いことに、イギリスではpantsと言えば下着なんだそうな。ズボンのことはtrousersと言うらしい。このtrousers、アメリカでは日本の「ズボン」と同じような存在、いやもっと進んでいて、一部の地域や頑固親父的な人たちだけが使っているそうな…。
そこで思ったのが、じゃーアメリカではズボンと下着とどう使い分けてるの?と。答えは、下着のほうが呼び方が違って「underpants」と呼んでいるらしい。なーんだ、ちゃんと判別できるようになってるんじゃんー。

という訳で、アメリカから持ってくるなら中途半端にズボンをパンツと呼ぶだけでなく、下着はアンダーパンツと呼ぶようにしましょう。
もともと<ズボン派>だって、「ジーパン」ならすんなり受け入れてるでしょ。ジーパンって『ジーンズのパンツ』を略してジーパンなんだから、ズボンをパンツと呼ぶことに対して拒絶反応があるならそれも「ジーズボだろ!」とか言っていたはず。

以上のことから、下記の通り結論とする。
『下着はパンツではなくアンダーパンツ』というのが充分広まってからであれば、ズボンをパンツと呼ぶことは容認されるものと思われる。

おまけ
「アンダーパンツ」って、長くて流行らないよねー。
略して「アンパン」でいいんじゃね?
ほーら、今日もどこかのご家庭で「コラ!はやくアンパン履きなさい!」という声が
(これが言いたくて長々と前置きを書いた説、まである)